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日本の昆布の約95%は北海道全域で、その他は 東北(青森県、岩手県、宮城県)の三陸海岸沿いで採れ、 場所によって、採れる昆布の種類が違います。用途に応じて昆布の種類を選びましょう。
昆布の主な産地
「海草」と「海藻」読み方は同じですが、海草は、海中で花を咲かせ種子によって繁殖し、海中で一生を過ごすアマモなどの海産種子植物のことをいいます。比較的浅いところに多く、海底深くに生育することはありません。
一方海藻は、海で生活する藻類のことで、胞子によって繁殖します。海藻の根は栄養吸収のためではなく、岩に固着するためのものです。葉色によって緑藻・褐藻・紅藻の3種類に分けられます。世界に約2万種の海藻類があるといわれ、食用にされるのは昆布に代表される褐藻に多く、全部で約50種といわれています。
昆布の種類
羅臼昆布
【主な産地】
知床半島の根室側沿岸、羅臼沿岸
【主な用途】
出し昆布、昆布茶、おやつ昆布、佃煮
利尻昆布
【主な産地】
利尻・礼文、稚内の野寒布岬、宗谷岬
【主な用途】
出し昆布、おぼろ昆布、とろろ昆布
真昆布
【主な産地】
函館沿岸
【主な用途】
出し昆布、とろろ昆布、塩昆布、佃煮
日高昆布
【主な産地】
日高沿岸
【主な用途】
出し昆布、佃煮、昆布巻き
長昆布
【主な産地】
釧路、根室地方沿岸
【主な用途】
おでん昆布、佃煮昆布、昆布巻き
厚葉昆布
【主な産地】
釧路、根室地方沿岸
【主な用途】
昆布巻き、佃煮昆布、酢昆布
がごめ昆布
【主な産地】
函館沿岸
【主な用途】
とろろ昆布、おぼろ昆布、松前漬け
細目昆布
【主な産地】
北海道の日本海側沿岸
【主な用途】
とろろ昆布、納豆昆布、刻み昆布